ビザンティンの風
灯水汲火のオリジナル小説『ビザンティンの風』です。日本の男子高校生が,13世紀のビザンツ帝国もどきの不思議な世界へ半強制的に召喚されてミカエル・パレオロゴスという名前を与えられ,日本の高校生活とビザンツ世界での二重生活を送りながら,滅亡寸前のビザンツ帝国を再建するため,色々な意味で悪戦苦闘させられるという物語です。
『ビザンティンの風』は,必ずしも真面目な歴史系戦記物小説というわけではなく,神聖術という魔法に似たファンタジー要素が出て来たり,個性的なヒロインたちとのラブコメやギャグ要素も入っています。もちろん,『蒼き狼と白き雌鹿Ⅳ』ネタもかなり入っており,同ゲームに登場する歴史上の人物も多数登場しますので,特にこのゲームが好きな方にはお楽しみ頂けるのではないかと思います。
そんな昔のゲームなんて知らない,そもそも世界史について馴染みが無いという方も,完結すればかなりの長編になってしまうということを除けば,ある程度はお楽しみ頂けるのではないかと思います。